どうもですー!ハリーです。
今日はレビューとはちょっと違う新企画をやろうかなと思います。
新企画のハリブレンド
新企画のハリブレンド、カッコ良く言うとHariy’s Blendは、要はハリーのオリジナルブレンドを作ってみようっていう企画です。
でも普通に作っても面白くないかなと思ったので、今回は市販のコーヒーを掛け合わせて新たなブレンドコーヒーを作って、美味しいかどうかをレビューしてみようかなと思いますー!
まぁプロが作ったブレンドの味のほうが完成されてて美味しいに決まってるって意見もありそうですが、マズかったらそれはそれで面白いかなと(笑)遊びついでにヒットが出たら言うこと無しですよね!
ということでやってみましょー!
Hariy’s Blend 1発目のブレンドは!?
Hariy’s Blend 1発目のブレンドは、無印カフェインレス×きくのIFCロイヤルブレンドのブレンドです。ブレンドをブレンドするって新鮮。
それぞれ過去にレビューしましたが、ちょうど手元にありますし、完成形がある程度想像出来そうなので今回は単純にこの2つを混ぜ合わせてみようかなと。
コンセプトは、お互いの弱みをカバーする為のブレンドです。
具体的には、無印の始めに感じる味が無い印象を、クリーンさではなく弱みとあえてネガティブに捉えて、きくのコーヒーのジューシーさと旨みでカバーしていきます。
あときくのコーヒーの余韻に、無印の持つ後味のクリーンさと香ばしさの余韻を足せたら、より美味しくならないかなという想定です。
無印はホンジュラスのシングルオリジン(っぽい)ですけど、そこに加えて無印のコーヒーが持つ引き算の美学が重なって、超絶シンプルな味わいになっています。
それを逆に利用して、せっかくの引き算の美学に味を足しちゃう感じ。あとカフェインレスにある物足りなさを、カフェインありとブレンドすることでカバーするって側面もありますね。
ブレンドしてみる
めんどいので普通にドリップパックで2つをドリップして単純にブレンドする形にします。味をちょっと濃くしたいので、きくのコーヒーはちょっと初めのドリップをスピンして濃度濃いめにしてみる。
せっかくのカフェインレスが意味無くなっちゃいますが、カフェインウス(薄)って考えたら意外といいかもしれませんね。
めっちゃザックリですけど、豆が8gぐらいだとカフェイン80mlちょっとぐらいで、カフェインレスコーヒーが5mlぐらいです。
2杯分抽出するので、85÷2で一杯のカフェイン量は40mlぐらい。紅茶も40mlぐらいなので、紅茶のカフェイン量で飲めるならいいかもしれないですね!
って訳で飲んでみる
抽出してみたところ、香りは香ばしさのみで無印のカフェインレス感が前に出てます。
飲んでみると、味は酸味が強めの味で、グアテマラのジューシー感から香ばしさへ移行が感じられますね。ちゃんとブレンドされた感じがします。
ただちょっと糊感が出たかな?前のDRIP COFFEE FACTORYでも思いましたが、グアテマラは上手く出さないと糊っぽくなりやすいんですかね?
後味はネガティブな渋みに近い苦味がずっと続きます。無印の香ばしい後味の良さもちゃんとあるんですが、若干殺されて、ネガティブさが前に出た印象。
この辺は粉をちゃんと混ぜて、ドリップで味の調整を上手く出来れば美味しくなるかもしれません。やっぱり手抜きは良くな
このネガティブな苦味はフードペアリングでチョコ系と合わせると、ネガティブな苦味がダークチョコっぽく誤魔化されて美味しく飲めるかもしれないですね。
冷めるとコーヒーの旨味がしっかり出てるけど、後味にクリーン感も楽しめて結構美味しいです。
コンセプト的にはやっぱり個別商品
味が複雑になるので、味のまとまりがブレるところもあって、そういう意味ではそれぞれの商品単品のほうが味は完成されてる印象です。
でも味のデメリットを補うブレンドなので、個人的にはそんなに悪くないと思います。抽出の仕方で味が若干ブレちゃうかもしれませんが。
きくのコーヒーをよりクリーンに楽しみたい時、無印のカフェインレスに旨味を足したい時には全然ありかなと。カフェインウスになるけど。
って訳で、新企画のハリブレンドでした!
これコンセプトや狙いも自分で考えて、実際に答え合わせも簡単に出来るので、普通にレビューするよりめっちゃ楽しいですね(笑)
また別の豆でもブレンド作ってみたいなと思いますー。
HARIY’s Cafe ☆ Point ——————————————————–
美味しい度:140点
冷めてからの味が特に良かったように思います。ブレンドの割合や抽出方法を変えると、ガラッと印象変わりそうですね。
※普通が100点として採点
※あくまで独断と偏見による採点です。ご了承ください。
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